高圧水洗工法
万全な下地作りで、塗装改修工事をバックアップ。
温水高圧ケレンレベル
塗装改修工事の際、既存塗膜の処理を適切に行わないと、美観や仕上げ塗材の耐久性および下地保護に支障を生じることがあります。塗装改修工事のポイントは、既存塗膜の除去(ケレン)と言えます。
温水高圧ケレンシステム「5つのメリット」
温水高圧ケレンシステムとは、今まで冷水で落ちにくかった有機系塗料の塗膜除去などに、極めて強い効力を発揮する温水と、高圧を組み合わせたシステムです。このシステムにより、これまで不可能だったケレン作業がスピーディーに仕上がるようになりました。
(1)粉塵が飛び散らず無公害。
(2)温水により、危険な薬品の使用が控えられる。
(3)作業効率が良く、工期が短縮でき、コストダウンが図れる。
(4)振動を与えないため、工事によるクラックの発生がない。
(5)温度・圧力の調整により、仕上げを自在にコントロール。
温水高圧ケレンシステムとは、今まで冷水で落ちにくかった有機系塗料の塗膜除去などに、極めて強い効力を発揮する温水と、高圧を組み合わせたシステムです。このシステムにより、これまで不可能だったケレン作業がスピーディーに仕上がるようになりました。
(1)粉塵が飛び散らず無公害。
(2)温水により、危険な薬品の使用が控えられる。
(3)作業効率が良く、工期が短縮でき、コストダウンが図れる。
(4)振動を与えないため、工事によるクラックの発生がない。
(5)温度・圧力の調整により、仕上げを自在にコントロール。
性能規定によるケレン施工
60~80℃の高温水と20~50MPaの高圧との組合せにより、色々な種類の既存塗膜を、躯体の損傷をほとんど与えることなく、除去することができると共に、除去レベル調整が可能です。(テストケレン実施)
●ウォータージェット工法に使用する高圧洗浄機の種類と用途
区分 | 圧力(MPa) | 用途 |
---|---|---|
低圧 | 10~30 | 洗浄 |
中圧 | 30~50 | 洗浄・ケレン・準ケレン |
高圧 | 50~100 | ケレン目荒らし(コンクリート) |
超高圧 | 100以上 | コンクリートハツリ・切断 |
温水高圧 | 45MPa/80℃ | 洗浄・ケレン |
●あらゆる外装塗膜に対応
既存塗膜の種類 |
---|
外壁薄膜塗材E(アクリルリシン) |
防水型外装薄塗材E(単層弾性) |
複層塗材E(アクリルタイル) |
複層塗材RE(水性エポキシタイル) |
防水型複層塗材E(弾性タイル) |
外装厚塗材E(樹脂スタッコ) |
※アルコール系溶剤主成分のハクリ剤との併用工法も可能です(工期短縮)。
※通常塗装は60℃以上で軟化がはじまる。80℃以上で全面的に軟化。
温水高圧ケレンレベル
①築年数 | 躯体の築年数。躯体・塗膜の劣化度に大きく影響します。 |
---|---|
②塗り重ね回数 | 塗り重ねは、3~4回が限度。それ以上になると、耐久性・下地保護に影響します。 |
③塗膜の劣化度 |
日照・雨風や汚染などの環境による劣化。塗膜の付着強度の度合いで判断します。 |
④躯体の劣化度 |
コンクリートの中性化による劣化診断と、爆裂クラックなどを総合的に判断します。 |
⑤塗料の種類 |
違った塗料への塗り替え時の適合判断および、塗材の耐久性を判断します。 |
豊富な経験をもとに、ベストな施工をご提案します。
最適な施工方法を割り出す為に、築年数や現状などに基き、様々な状況や環境などを、総合的に判断し、ベストな施工を提案します。
温水高圧ケレンシステム 施工例
塗膜除去作業の内容
外壁材の種類 | 既存塗膜、アクリルリシン |
---|---|
除去レベル | レベル3(ほぼ全ケレン) 45MPa・80℃ |
外壁仕上げの種類 | 磁器タイル張り仕上げ 一部複層塗膜RE仕上げ |
外観
Before | After |
---|---|
既存壁仕上 |
磁器質タイル貼り |
アクリルリシン吹付塗膜
外観の模様(仕上げ材)を替える事も可能。
資産価値の向上と美観維持、建物の耐久性をアップできます!
施工手順
①既存壁仕上げ: アクリルリシン吹付塗膜 |
②施工中の様子: 温水高圧ケレン作業中 |
③ケレン完了(ほぼ全ケレン) 既存塗膜をほぼ100%ケレンし、 下地のモルタルが露出した状況です。 |
④ケレン完了(全景) |